機械整備の仕事をしようと思ったきっかけは?
須崎工業高校 化学工業科 卒
入社20年目
藤本 私の父は農業機械の会社でメカニック兼営業の仕事をしていました。また、父は家にガラクタを持って帰って来ては、それらを組み立ててバイクにすることが趣味でしたので、それを見て機械いじりに興味が湧いたのだと思います。
中田 私は、自分の体より何倍も大きな機械が動くためのエンジンをつつくことができるのが楽しくて、ずっとこの仕事を続けています。前職は、大型船のエンジン整備が中心でしたが、産業車両や建設機械など、車両と一体型の機械の整備にも興味があり、大旺機械に就職しました。
高知東工業高等学校
機械生産システム科 卒
入社1年目
機械整備の仕事のおもしろさは?
藤本 ん~、機械は大きいのでペアを組んで仕事をします。タッグを組んで、あれやこれや相談しながら整備を進め、問題を解決させたり、調子を整えることができるのは気持ちがいいですね。
中田 建設機械や産業機械は、種類も多く、各メーカーでも特性がそれぞれなので、経験や知識がないとなかなか難しいです。でも、その難しさがやりがいだったりします。
私は藤本さんと組ませてもらっています。まだ慣れないことが多いのですが、藤本さんがいろいろと親切に教えてくれて助かります。
藤本 そうかな~(笑)。中田さんも一生懸命だから、自分もつられてがんばっちゃいますね。
中田 必死でついて行っています!
藤本 大旺機械は、建設車両機械整備で高知県内トップクラスで多くの企業さまから信頼を得ています。そのおかげで、建設機械整備士としての仕事は充実しています。マニアックな仕事の部類にはなりますが、競争相手の少ない専門性の高い仕事ですので、自信と誇りを持って働いています。
機械整備の整備で大変なことは?
中田 制服が一瞬で真っ黒になることですね!
藤本 そうそう(笑)一応、会社で支給されるユニフォームは2種類あって、人前に出ることが多い、軽い整備の場合はブルーのユニフォームを着ることになっています。今私たちが着ているのはグレーバージョンで、「汚れる整備作業時の」ユニフォームです。
中田 ホント、油まみれは覚悟してないとダメですよね。
でも、この汚れた分だけ自分が頑張ったんだと思えるのが不思議です。
藤本 うんうん、そうだね。
藤本 これは、自動車整備のほうも同じだと思いますが、流通が不通になって、必要な部品が届かないことが稀にあります。業務で使用している機械でトラブルが発生した場合、緊急性が高いことが多いですので、道路事情には敏感になりますね。
中田 そういう、緊急を要することがないよう、私たちも念入りに整備をし、お客さまにも定期的に点検と整備をしていただけるようにお願いしています。
お休みの日はどんな風に過ごしていますか?
中田 家族サービスが中心ですね。でも、子どももだいぶ大きくなってきたので、今は奥さまサービスかな。買い物に付き合ったり。子どもの部活の送り迎えなんかもしています。
藤本 同じく(笑)。あと、これはウチが特別なのだと思いますが、妻の父親が骨董品や、いろんな珍品を集めるのが趣味なんですよ。そのコレクション用に倉庫を建てたくらい。ある日どこからか、動かないショベルカーをもらってきて「修理してくれ」というので、修理したらすごく喜んでくれて(笑)。
まさか、機械整備の仕事が親孝行に役立つとは!
中田 なかなかないですよね(笑)
今後の目標は?
中田 機械整備は奥が深いので、とにかく経験を積むこと、先輩方に学ぶことを徹底して社内でもお客さまにも信頼されるメカニックになりたいですね。
また、客先にも積極的に出向いていきたいと思っています。
藤本 この仕事はチームワークが大切です。私は会社で中堅のポジションですので、仕事の流れをしっかりと把握していき、全体が円滑になるように整えたいです。
中田さんのような積極的な若い人から、経験豊富で頼りになるベテランまで、幅広い世代のメカニックが揃っていて、大旺機械にはいろいろな可能性があると思います。新しいスタッフも増えるといいなあ、と期待しています。
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メカニックになろうと思ったきっかけは?
大旺機械への入社の経緯は?
仕事で大変だな、と思うことは?
自動車整備士になって良かったことは?
今後の目標は?